中学3年生の本人が語る!起立性調節障害への向き合い方と対策

神様の家へようこそ!

 

 

 

f:id:kamisamanoie:20180623151928j:plain

 

僕は、重度の起立性調節障害の中学3年生です。毎日朝は具合が悪く、運動も具合が悪くてできず、勉強も普通の中学生ほど集中してできません。この記事を見ているあなたは、起立性調節障害の患者もしくは子供が起立性調節障害の親御さんだと思います。僕は、皆さんと同じ悩みをもつ起立性調節障害の患者で、日々病気と格闘しています。

 

ネット上にはたくさんの起立性調節障害に関する記事がありますが、その中で起立性調節障害を持つ本人が書いている記事は見たことがありません。ですから、僕のこの記事が少しでも多くの起立性調節障害にかかわっている方に届けばいいなと思いこの記事を書いています。

 

 

 

 

 

1,今の体調に合わせて、今できることをする

f:id:kamisamanoie:20180623095016j:plain

 

僕もそうですが、勉強、運動、その他諸々で「このままじゃこの先大変なことになるかもしれない、もっと頑張らないと」と思うことが多々あると思います。

 

確かに、前進しようとする気持ちは大切ですが、その気持ちを持ったところで病状が良くなるかと言えばなりませんし、むしろ悪化していきます。焦る気持ちは持たないことが大切です。

 

 

2,将来したいことに関する勉強を早めにしておく

f:id:kamisamanoie:20180623095155j:plain

 

起立性調節障害になったら、もう普通に学校に通うこともできませんし、もちろん勉強もみんなと同じように進めることは困難です。だからこそ、自分に本当に必要なものは何かを絞る必要があります。

 

中学校で言えば、国語、数学、理科、社会、英語が主軸ですがその中でどれが一番将来の自分に必要で、どれが一番不必要なのか。

 

僕は将来筋トレをしている人のための飲食店をしたいと思っています。筋トレは、海外の方が盛んなので、英語が一番必要でその次に国語の漢字等の基礎的なもの、そのほかの勉強はするつもりはありません。でもそれだけだったら、勉強不足で将来何もできません。

 

そこで、その他に自分が将来したいことに必要な専門的なことを勉強すればいいんです。僕はそのために、今は主に飲食店を成功させるための心理学、そして海外に行っても困らないように英語を学ぶための第二言語習得論の勉強をしています。

 

英語はただ勉強しても喋れるようになりませんので、効率的に英語を喋れるようになるまでの道のりとして第二言語習得論を勉強しています。

 

このように、自分にとって何が最優先か、何が必要かをよーく考えてみて下さい。もし今将来の夢が特にないという方は、自分が好きなことで仕事に出来ることを夢にするのがいいと思います。

 

 

 

 

3,起立性調節障害についての知識をつけ対策を考える

f:id:kamisamanoie:20180623095550j:plain


起立性調節障害の特徴として、起床後から午前中にかけての不調が挙げられます。


また、血圧が低くなりやすい時期やタイミング(暖かい~暑い季節、雨の日)に症状が悪化することもあります。


代表的な症状が、以下の8つです。

 

1.朝起きられない
起立性調節障害の代表的な症状です。
本人に起きる意志があっても交感神経の働きが鈍いせいで、体が活動状態になりません。


そのため体がだるかったり、起き上がると頭痛や腹痛があり起きられなくなります。
中には目覚めることもないまま、昼過ぎまで眠り続けてしまう子もいます。


2.めまい・立ちくらみ
起きようと立ち上がった時に、血圧が低いままだと血液が下半身に下がってしまい、脳の血流が不足します。


それによりめまいや立ちくらみが起こります。


3.動悸
血圧が低いことで血液が全身にめぐらないため、心臓を動かして全身に血液を送ろうとします。


その結果鼓動が速くなることで動悸が起こります。


4.だるい
交感神経の働きが鈍いせいで体が休息状態のままのため、体がだるく、思考力も低下してボーッとします。


5.頭痛・腹痛
脳や内臓への血流が不足するため、頭痛や腹痛が起こることがあります。


6.食欲不振
体が休息状態のままなので、食欲がわかず、朝ごはんを食べられない子もいます。


7.失神発作
立ち上がった際に脳の血流が不足することにより、ひどい場合は失神することもあります。


8.夜なかなか寝付けない
交感神経と副交感神経のリズムが、健康な状態にくらべて大幅に(何時間も)にずれている場合があります。


本来であれば朝から昼過ぎに活動状態に、夕方から夜にかけて休息状態になるところですが、起立性調節障害の場合は昼過ぎからようやく活動状態に切り替わります。


その結果、深夜まで活動状態が続き、寝つきが悪くなります。


親も本人も「早く寝れば早く起きられるはず」と思いますが、自律神経そのものに問題があるため、周囲の働きかけや本人の努力で治るものではありません。

 

ちなみに僕は、失神以外はすべてあてはまります。(笑)

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?主にこの3つが僕の中で気を付けるべきことだと思っていることです。起立性調節障害になると、どうしても家に引きこもりがちで、考えも広く持てないことが多いので、とにかく考えを未来何十年先まで見て行動するようにしましょう!悩みがありましたらコメントをしていただければ答えますので、お気軽にコメントしてくださいね。現在進行形の経験者なりに全力で答えます。ではまた!